神奈川県、横浜市、鎌倉市、逗子市の4県市では、これまで、「武家の古都・鎌倉」のコンセプトにより、2013年6月の世界遺産登録に向けて取組みを進めてきましたが、残念ながら登録することはできませんでした。
これまでの経緯は、次のとおりです。
2012(平成24)年1月
政府がユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出
2012(平成24)年9月
ユネスコの諮問機関イコモスによる現地調査
2013(平成25)年4月30日
物証の不足などを理由に「不記載(登録不可)」のイコモス勧告
2013(平成25)年5月27日
ユネスコ世界遺産委員会において、イコモス勧告どおり
「不記載」の決議がなされた場合は、再推薦ができなくなることから、
4県市として推薦取り下げの方針を決定
2013(平成25)年6月4日
国が「武家の古都・鎌倉」の推薦取り下げを決定
イコモス勧告においては、高く評価された「鎌倉」の価値も多数、確認されており、今後、4県市では、改めてコンセプト及び構成資産を練り直し、早期の世界遺産登録を目指してまいります。
今後とも、皆様のご理解・ご支援のほど、宜しくお願いいたします。